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パソコンをWebブラウザーでリモート操作できる「RemotelyAnywhere」

デスクトップをリモート操作でき、ソフトや接続機器の詳細情報も表示

(00/03/02)

「RemotelyAnywhere」v3.0  パソコンをWebブラウザーでリモート操作できる「RemotelyAnywhere」が公開された。IEやNetscape Navigator/CommunicatorなどのWebブラウザー上で、インターネットやLANで接続された他のパソコンを操作できる。Window 95/98/NT/2000に対応した99ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「RemotelyAnywhere」は、パソコンをWebブラウザーでリモート操作できるソフト。WebブラウザーのURL欄にIPアドレスを入力して、「RemotelyAnywhere」をインストールしたWindowsパソコンにアクセスすると、ログイン情報の入力ページが表示される。ユーザー名とパスワードを入力してログインすることで、パソコンの詳細情報やデスクトップの操作など、様々な機能を切り替えるためのメニューをWebブラウザーの左側に表示する。メニューから「Remote Control」を選択すると、リモートマシンのデスクトップをWebブラウザーの右側に表示し、マウスやキーボードを使ってソフトの実行やファイル操作、パソコンの再起動などが行える。デスクトップをリモート操作できるだけでなく、リモートマシンのCPU使用率の履歴やメモリとディスクの使用状況、パソコンに接続している機器の情報など、様々な詳細情報をWebブラウザー上に表示することもできる。

 Javaなどを利用してデスクトップやパソコンの詳細情報を表示しており、手元のパソコンにIEやNetscape Navigator/CommunicatorなどJavaに対応しているWebブラウザーがインストールされていれば、Windowsパソコンをリモート操作できる。編集部で試したところ、Windows 98/NT 4.0/2000を使ってお互いのデスクトップにアクセスでき、パソコンの詳細情報も表示できた。LinuxのNetscape Navigatorを使った場合、Windowsパソコンのデスクトップは表示できなかったものの、パソコンの詳細情報は表示することができた。

 なお、「RemotelyAnywhere」をインストールしたパソコンにWebブラウザーでアクセスする際は、初めにユーザー名とパスワードによる認証を行うようになっている。また、「RemotelyAnywhere」がインストールされたパソコンを直接操作してアクセスを許可しなければ、デスクトップを他のパソコンからリモート操作できないため、知らないユーザーにいたずらされることもなく安全に利用できるだろう。

【著作権者】3AM Laboratories PL
【ソフト種別】シェアウェア 99ドル
【バージョン】3.0(00/02/18)

□RemotelyAnywhere
http://remotelyanywhere.com/

(日沼 諭史)

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