複数のワークシートをツリー構造で管理する表計算ソフト「GS-Calc」v5.0 8ジャンル180個以上の関数や13種類のグラフを利用できる （00/03/07） 　ポーランドのJPS Developmentは5日（現地時間）、複数のワークシートをツリー構造で管理する表計算ソフト「GS-Calc」v5.0を公開した。Windows 95/98/NTに対応した評価版ソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。また、製品版は19.95ドルでダウンロード販売されている。 　「GS-Calc 5.0」は、一つのファイル内に複数のワークシートを保存して、ツリー構造で管理できる表計算ソフト。ユーザーインターフェイスは、ちょうどMicrosoft Excelにエクスプローラのフォルダ表示を追加したようなスタイル。Microsoft Excelのワークシート切り替え用のタブが、階層構造をもったツリー表示に切り替わった感覚だ。たいていの機能はツールバーからマウスで利用でき、数学関数や論理関数など8ジャンル180個以上の関数を備えているほか、選択範囲の数値から簡単に13種類のグラフが作成できるグラフ機能、カレンダー画面を使ってセルに日付や時刻を入力できる日付機能、無限アンドゥなどが便利だ。 　編集部で試したところ、フォント選択用のコンボボックスで文字化けするが、ワークシート上では問題なく日本語が使用できた。なおメニューには、Microsoft ExcelやLotus 1-2-3のファイルとのインポート・エクスポート機能が表示されるが、評価版では使用が制限されている。 【著作権者】JPS Development 【ソフト種別】評価版（正式版は19.95ドル） 【バージョン】5.0（00/03/05） □JPS Development http://www.jps-development.com/ （小山 文彦）

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