マルチメディアファイル再生・変換ソフト「Full Motion Video」v1.9.9 AVIをMPEGに変換でき、2つのQuickTimeムービーを合成して再生可能 （00/03/14） 　マルチメディアファイルの再生・変換ソフト「Full Motion Video」v1.9.9が、12日に公開された。WAVE/MP3/AVI/MPEGファイルを再生でき、エンボスなどの特殊効果を与えたQuickTimeムービーを作成することもできる。Windows 95/98/NT/2000に対応した85ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 　「Full Motion Video」は、WAVE/MP3形式のオーディオファイルの再生やAVI/MPEG/QuickTimeムービーの再生・変換が可能なソフト。「Windows Media Player」と「QuickTime 4」のコンポーネントなどを利用してマルチメディアファイルを再生している。複数のBMPファイルからAVI形式のムービーファイルを作成する機能や、AVIファイルをMPEGファイルに変換する機能をもっているほか、QuickTimeムービーファイルから画像を1コマずつ抽出し、連番のBMPファイルとして保存することも可能。 　また、1つのQuickTimeムービーに対して、明度やコントラストの調節、ぼかし効果、エンボス、輪郭強調といった特殊効果を与えることができるうえ、2つのQuickTimeムービーを合成して、一方のムービーを背景にもう一方のムービーを徐々に拡大しながら再生するようなQuickTimeムービーを作成することも可能。特殊効果や合成処理も「QuickTime 4」のコンポーネントを利用して実現しており、パラメーターを細かく調節して様々な特殊効果や合成処理が行えるようになっている。 【著作権者】SlipStream Systems Limited 【ソフト種別】シェアウェア 85ドル 【バージョン】1.9.9（00/03/12） □「Full Motion Video」のホームページ http://www.f-m-v.com/ （日沼 諭史）

トップページへ