ギターなどのコードをMIDI演奏する「Voicings」v1.11 ギターやバイオリンなどのチューニングを設定してコード演奏できる （00/03/15） 　ギターなどのコードをMIDI演奏するソフト「Voicings」v1.11が、6日に公開された。弦を押さえる箇所をフレットボードで指定すれば、“C”や“F”などのコード名を表示しながらMIDI音源で和音を演奏できる。Windows 95/98/NTに対応した20ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 　「Voicings」は、ギターなどの弦楽器のコードをGM/XG規格のMIDI音源で演奏するソフト。「Voicings」のウィンドウに表示されるフレットボード上で弦を押さえる箇所をクリックで指定して「Play」ボタンを押せば、ギターの音色だけでなく、ピアノやオルガンなどユーザーが選択した音色で単音や和音をMIDI演奏できる。チューニングはユーザーが弦それぞれに対して指定できるうえ、ギターのほかにマンドリンやバイオリン、チェロなど11種類の弦楽器の設定があらかじめ用意されており、弦の数やチューニングの設定をすぐに切り替えて演奏できるようになっている。 　和音を構成する一つ一つの音を鳴らす間隔も設定できるため、低い弦から高い弦へ連続的に鳴らして和音を演奏することも可能だ。また、押さえる弦を指定する際にはコード名が同時に表示されるため、コードを確認するときにも役に立つ。気に入ったコードを演奏できた場合は、弦の押さえ方を「Chord Book」と呼ばれる独自形式のファイルに保存することで、あとでファイルを読み込んでコードを再確認できる。 【著作権者】Rick Xavier　氏 【ソフト種別】シェアウェア 20ドル 【バージョン】1.11（00/03/06） □Xworks http://xworks.net/ （日沼 諭史）

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