メールソフト「Becky!」の最新ベータ版v2.00 beta 1がリリース
HTMLメールの作成をサポートし、IMAP4サーバーに接続可能に
(00/03/21)
(有)リムアーツは21日、メールソフト「Becky! Internet Mail」の最新ベータ版v2.00 beta 1をリリースした。新たにHTMLメールの作成機能やIMAP4サーバーへの接続機能が追加されている。Windows 95/98で動作する4,000円のシェアウェアで、現在同社サイトからダウンロードできる。
v2.00での主な変更点は、HTMLメールの作成機能の追加やIMAP4サーバーへの接続、プラグインのサポートなど。基本的な機能は現在公開されているv1.26とほぼ同じだが、オプション設定やショートカットキーが大幅に整理され、操作性が向上している。例えばメールの振り分けでは、フォルダアイコンの右クリックメニューで、そのフォルダに振り分ける設定だけを管理できるようになったほか、振り分け先にしたいフォルダに[Alt]キーを押しながらメールをドラッグ&ドロップするだけで、ヘッダーの要素を選択するダイアログが開き、振り分け先フォルダへの設定を簡単に追加できるようになっている。
HTMLメールは、IE付属の「Front Page Express」のコンポーネントを利用し、WYSIWYGタイプの編集画面で作成する。編集画面のツールバーのボタンを使って背景画像を追加したり、文字のサイズを変更する仕組みだ。「Front Page Express」や「Front Page」がインストールされていない環境では、タグを直接記述してHTMLメールを作成するようになっている。
またプラグインがサポートされ、外部DLLを所定のフォルダにインストールすることでBecky!の機能を拡張できるようになった。v2.00ではPGPを使った暗号化やボイスメールの作成機能がプラグインで提供されており、プラグインフォルダからDLLを削除するだけでこれらの機能を取り除くことができる。また、開発者向けのプラグインSDKも同社サイトで公開された。
【著作権者】(有)リムアーツ
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円
【バージョン】2.00 beta 1(00/03/21)
□Becky! Version 2 Beta
http://www.rimarts.co.jp/b2-public-beta-j.html
(新城 雅章)