Windows上からインストール可能なOS「BeOS 5 Personal Edition」がリリース
Windows 95/98を使用している場合は設定の変更が必要
(00/03/29)
米Be,Inc.は28日(現地時間)、「BeOS 5 Personal Edition」をリリースした。「BeOS 5 Personal Edition」はマルチメディア処理に向いたフリーのOSで、Windows上からインストールすることが可能。現在同社のホームページおよびミラーサーバーからダウンロードできる。
「BeOS 5 Personal Edition」は、マルチメディア処理に向いたOS。今回リリースされたバージョンからフリーソフトとなり、Windows上でインストールが可能になった。「BeOS 5 Personal Edition」をインストールする際に新たにハードディスクを増設したり、ハードディスク内に専用のパーティションを作成する必要はなく、「BeOS 5 Personal Edition」はハードディスク上に作成した500MBほどの一つの大きなファイルをディスクドライブとして扱うようになっている。
インストール後にWindowsのデスクトップに作成された「BeOS 5 Personal Edition」のショートカットを実行すると、Windowsが終了してパソコンが再起動し「BeOS 5 Personal Edition」が起動する。Windows NT/2000上でインストールした場合は、あらかじめ作成しておいた「BeOS 5 Personal Edition」の起動ディスクを使って起動する仕組み。なお、日本語版のWindows 95/98上でインストールした場合は「BeOS 5 Personal Edition」を起動するために設定変更などを行う必要がある。
【著作権者】Be, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.0(00/03/28)
□BeOS 5 Information and Download
http://www.be.com/products/freebeos/
□BeOS 5 Personal Edition インストールガイド (for 日本語Windows)
http://www.be-in.org/~yun/InstallationGuide.html
(日沼 諭史)