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マイクロソフト、“concon問題”の日本語版修正モジュールをリリース

Windows 95用とWindows 98/98 SE用の修正モジュールがダウンロード可能に

(00/03/30)

 マイクロソフト(株)は30日、Windows 95/98でデバイスファイル名を含むパスにアクセスしようとするとシステムがハングアップする、いわゆる“concon問題”の日本語版修正モジュールをリリースした。現在Windows 95用とWindows 98/98 Second Edition用の2つの修正モジュールが、同社サイトから無償でダウンロードできる。

 “concon問題”は、Windows 95/98上で動作するアプリケーションが、“con”や“prn”などのデバイスファイル名を含むファイルやフォルダにアクセスしようとすると、システム全体がハングアップしてしまうという問題。Webページにデバイスファイル名を含んだ特定のタグを埋め込むと、そのページをWebブラウザーで表示するだけでシステムがハングアップするなど、危険性の高さが指摘されていた。

 “concon問題”の修正モジュールは英語版が16日に公開されたが、マイクロソフトでは英語版の修正モジュールは日本語版Windowsには利用できないとしている。

□W98パスに複数回 MS-DOS デバイス名を含むと致命的な例外 OE 発生
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/J052/7/92.htm
□窓の杜 - 米Microsoft、“concon問題”の修正パッチをリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/03/17/conproblempatch.html

(新城 雅章)

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