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世界35都市が舞台の近未来ウォーシミュレーションゲーム「LASTWAR」v1.1J

4大国から独立を宣言し、世界統一を目指そう

(00/04/03)

「LASTWAR」  近未来ウォーシミュレーションゲーム「LASTWAR」v1.1Jが、3月31日にリリースされた。4つの大国に分割支配される世界で独立を宣言し、世界35都市の統一を目指すのが目的だ。Windows 95/98/NT 3.51/NT 4.0/2000で動作する2,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページや窓の杜などからダウンロードできる。

 「LASTWAR」は4つの大国が世界を分割支配する近未来を舞台にしたウォーシミュレーションゲーム。プレイヤーは世界の主要35都市のなかから1つの都市を選んで独立を宣言し、武力侵攻や外交などで隣接都市を併合して世界統一するのが目的だ。経済基盤を固めたり、軍事力を高めたりとさまざまな戦略をとりながら世界制覇を目指す。

 プレイヤーが独立を宣言する都市は、35あるなかから好きな都市を選ぶことができる。経済基盤の強いニューヨークや、軍事力の高いモスクワ、技術力の優れた東京など、都市によって得意な分野が異なるため、各都市の解説を参考にしながら選ぶとよいだろう。隣接する都市と都市は、陸路や海路で結ばれているが、隣接する都市の数が多いほど、他国から攻められる可能性も高くなる。都市の能力も重要だが、地理的な条件も考慮に入れて、開始都市を選んだほうが無難だ。

 プレイヤーが実行できるコマンドは、物資の輸出入や経済開発、兵士の雇用、武器開発、隣接都市への輸送などで、都市ごとに毎月1コマンドだけ実行できる。資金や物資は都市の経済力や産出力によって毎年決まった時期に手に入るが、乱高下する相場を利用した輸出入で増やすこともできる。経済や武器を開発するにも、軍事行動を起こすにも資金と物資は欠かせないため、常に確保するようにしよう。

 経済基盤も安定し、軍事力も高まってきたらいよいよ近隣都市に進攻だ。“外交”の“スパイ”コマンドで敵都市の能力を調べられるので、進行前に敵の兵力や武装度をチェックしておこう。敵都市が第3国にも隣接している場合は、うまく占領しても戦闘で戦力が低下したところを攻められる可能性もあるため、敵都市の2倍以上の兵力で攻めたほうがよいだろう。

 支配下の都市を広げ、都市の技術力を高めていくと、核ミサイルや原子力潜水艦を建造できるようになる。いずれも敵に致命的なダメージを与えることができる兵器だが、攻撃された都市は数年間にわたって汚染され、人口や兵力が減少してしまうため扱いには十分に注意するようにしよう。

【著作権者】NAGI-P SOFT
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】1.1J(00/03/31)

□NAGI-P SOFT
http://www.nagi-p.com/
□窓の杜 - LASTWAR
http://www.forest.impress.co.jp/library/lastwar.html

(新城 雅章)

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