ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフト「ThinkFree Office」
Word/Excel/PowerPoint形式のファイルも扱える
(00/04/03)
ワープロソフトや表計算ソフトなどのビジネスソフトが一つのパッケージに収められたオフィス製品を購入しようと思っても、数多くの機能を使いこなせるかどうか不安で購入に踏み切れないことがあるかもしれない。そんなときは、本格的なオフィス製品と同様の機能を備えるフリーソフト「ThinkFree Office」を使ってみよう。
「ThinkFree Office」は、ワープロソフトと表計算ソフトの機能に加え、プレゼンテーションソフトの機能も内蔵したソフト。「ThinkFree Office」を起動すると、ドライブとフォルダをツリー表示するエクスプローラ風ファイル管理ツール「Folders」のウィンドウが表示され、「Folders」のウィンドウ左側に表示されるツールバーのボタンをクリックすることで、Wordドキュメントなどを編集できるツール「Write」、表計算機能を備えたツール「Calc」、プレゼンテーション用のドキュメントを作成・表示できるツール「Show」のウィンドウをそれぞれ表示することができる。
「Write」「Calc」「Show」の各ツールは、マイクロソフトのWord、Excel、PowerPointと同様に多数のドキュメント編集機能を備え、同様の操作方法で利用できる。「Write」は、WordドキュメントやHTML/RTF/TXT形式のファイルを編集・保存でき、テキストの書式を設定しながら編集できるだけでなく、ドキュメントに画像を挿入したり、HTMLファイルをWebブラウザーと同じように表示してそのまま編集できる“WYSIWYG”での編集が可能。「Calc」はExcelで利用されるXLS形式のファイルを扱うことができ、Excelのようにセルを表示してウィンドウ下部に用意されたタブでセルのページを切り替えながら編集できる。また「Show」は、PowerPoint形式のプレゼンテーション用のドキュメントを編集・保存可能で、作成したプレゼンテーション用のドキュメントをスライドショーできる。
Javaで開発された英語版のソフトだが日本語も使用でき、「Write」では朝鮮・韓国語、中国語なども利用可能だ。本格的なオフィス製品と同様の機能を「ThinkFree Office」で今すぐ試してみよう。
【著作権者】ThinkFree.com Corporation
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5 Pre-Release
□ThinkFree Office
http://www.thinkfree.ne.jp/
(日沼 諭史)