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Willamette対応をうたったハードウェア情報表示ソフト「HWiNFO32」v0.0.3β

SSE2命令の有無のほか、64bit CPUのIA-64に関する情報も表示

(00/04/04)

「HWiNFO32」v0.0.3β  Willamette対応などをうたったハードウェア情報表示ソフト「HWiNFO32」v0.0.3βが、1日に公開された。CPU、メモリ、マザーボード、ディスクドライブなどに関する情報や機能の有無を多岐にわたって表示でき、次世代CPU「Willamette」に搭載されるといわれているSSE2命令の有無についても表示する。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した27ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「HWiNFO32」は、パソコンのハードウェア情報を詳細に表示するソフト。CPUやメモリ、マザーボード、ビデオカード、ディスクドライブなどのパソコンの主要部品や接続機器の項目をウィンドウ左半分にツリー表示し、選択した項目に関する詳細情報と機能の有無などをウィンドウ右半分にリスト表示する。

 例えばメモリの項目では、搭載しているメモリモジュールごとにアクセス速度、データ転送のバンド幅などの性能を表示でき、マザーボードの項目では、搭載しているBIOSの開発元、CDから直接起動することが可能かどうか、NEC PC-98シリーズのパソコンかどうかなども知ることができる。またCPUの項目では、CPUの種類や動作周波数、キャッシュのサイズ、MMX/SSEなどのマルチメディア拡張命令の有無に加え、1GHzのPentium IIIに対応し、次世代CPU「Willamette」に搭載されるといわれているSSE2というマルチメディア拡張命令の有無のほか、64bit CPU「IA-64」かどうかを示す項目も用意。さらに、「nVidia NV-15」という次世代のビデオチップへの対応もうたっている。

 「HWiNFO32」を使って自分のパソコンのハードウェア情報や性能をしっかり把握しておくことで、より適切なドライバーをインストールでき、ハードウェアに依存した特殊な設定が必要なオンラインソフトでも迷わずに使い始められるだろう。

【著作権者】Martin Malik 氏
【ソフト種別】シェアウェア 27ドル
【バージョン】0.0.3β(00/04/01)

□HWiNFO - Hardware Info Program - Web Site
http://www.hwinfo.com/

(日沼 諭史)

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