マウス操作で3D CGアニメーションを作成できる「3D Canvas」v2.0
3D CGアニメーションはAVIファイルで保存可能
(00/04/11)
3D CGアニメーション作成ソフト「3D Canvas」v2.0が公開された。マウス操作で3Dオブジェクトを配置して、3Dオブジェクトやカメラの動きを数回指定するだけで、なめらかにアニメーション表示する3D CGを作成できる。Windows 95/98/2000に対応したシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「3D Canvas」は、Direct3Dを使用した3D CGアニメーション作成ソフト。3D空間が表示された「3D Canvas」のウィンドウに、立方体、球、円錐などの3Dオブジェクトをマウス操作で配置していく。配置した3Dオブジェクトは、マウス操作で位置を変更したり粘土のように変形させることが可能。3Dオブジェクトに色や透明度などを指定したり、BMP画像をテクスチャーとして貼り付けることもでき、視点を自在に変更して様々な角度から3D空間を眺めながらリアルな3D CGを作成していくことができる。作成した3D CGは独自形式のほか、多くの3D CG作成ソフトで利用されている3DS/DXF形式やVRML形式のファイルで保存でき、再度読み込むこともできる。
また、3Dオブジェクトや視点を決定づけるカメラの動きもマウス操作で設定することが可能。例えば、最初は3D空間の中心にカメラを配置し、5秒後のカメラの位置を3D空間の右端に変え、さらに5秒後の時点のカメラの位置を天井に設定するという3回の手順を踏むだけで、滑らかに視点が右に移動し天井まで上昇する3D CGアニメーションが自動で生成される。生成したアニメーションはAVI形式の動画ファイルで保存することが可能だ。
【著作権者】Amabilis
【ソフト種別】シェアウェア 49.95ドル
【バージョン】2.0(00/04/08)
□Welcome to Amabilis
http://www.amabilis.com/
(日沼 諭史)