アウトライン方式で編集するHTMLエディター「Crt Outliner」v1.0
見出しをツリー表示しながらHTMLファイルを作成
(00/04/13)
アウトライン方式で編集するHTMLエディター「Crt Outliner」v1.0が、12日に公開された。HTMLファイル内で見出しにする項目をツリー表示して、マウス操作で文書の構成を変更しながらHTMLファイルを作成していくことができる。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Crt Outliner」は、アウトラインプロセッサーのように文書の見出しを表示して文書全体の構成を決めながら作成していくHTMLエディター。HTMLファイル内で見出しにする文を「Crt Outliner」のウィンドウ上半分で1つずつ登録し、さらに各見出しに対する本文を記述してHTMLファイルを作成していく。大見出しの1つ下の階層に小見出しを登録してツリー表示することで、見出しを階層構造で管理することもでき、ツリー表示した見出しをドラッグ&ドロップして他の見出しと順序を入れ替えたり、大見出しと小見出しを入れ替えるなどして階層構造を変更することも可能だ。
各見出しに対する本文は、ウィンドウ下半分に設けられたテキスト入力エリアで記述できる。テキスト入力エリアではHTMLタグを色分け表示できるため、文章とHTMLタグをはっきり見分けながら編集していくことができる。作成したHTMLファイルはスタイルシートやJavaScriptを利用しており、IEなどのWebブラウザーで表示することが可能。標準では見出しと本文が上から順に表示されるシンプルなデザインだが、Webブラウザー上で見出しをクリックしたときにのみ小見出しや本文を表示する斬新なデザインのHTMLファイルも作成できる。
【著作権者】Artice Keiller/Circle CRT
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(00/04/12)
□ARTiCE - アルティス -
http://funkows.cc.niigata-u.ac.jp/~artice/
(日沼 諭史)