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Becky! 2でX-Faceを表示するプラグイン「X-Face header support plugin」v1.0

X-Face画像を埋め込んだメールの送信も可能

(00/04/13)

X-Faceの表示例  受信メールのX-Faceヘッダーをデコードして画像を表示する「Becky! Internet Mail」v2ベータ版用のプラグイン「X-Face header support plugin」v1.0が、12日にリリースされた。フリーソフトで、現在作者ホームページからダウンロードできる。

 「X-Face header support plugin」は、メールのヘッダーに埋め込まれた“X-Face”と呼ばれる画像を表示する「Becky!」v2用のプラグイン。受信メールのヘッダー部分にX-Faceヘッダーが含まれていると、ヘッダーの文字列をデコードして白黒の画像を表示する。あらかじめ画像を用意しておけば、ユーザーが送信するメールにX-Faceヘッダーを埋め込むこともできる。

 “X-Face”は、48×48ドットの白黒画像を文字列に変換し、メールのヘッダー部分に画像データを埋め込む技術。主にUNIX環境でメールを送受信する人たちの間で、簡単な署名代わりに利用されている。通常のファイル添付では、画像のやりとりを望まないユーザーにもファイルが添付されてしまうかたちになるが、“X-Face”では、画像データがヘッダー部分に書き込まれるため、“X-Face”非対応のメールソフトで受信してもメールに余計なファイルが添付されないのが特長。また、たとえ“X-Face”が表示されなくてもヘッダーに埋め込まれる画像データのサイズは非常に小さいため、ほとんど影響がない。

 「Becky!」v2に「X-Face header support plugin」が組み込まれていると、X-Faceヘッダーを含んだメールを表示したときに、最前面に48×48ドットのX-Face画像が表示される。画像の表示位置は、ドラッグ操作で好きな場所に変更可能。また、「ペイント」などで48×48ドットの白黒BMP画像を作成してプラグインフォルダに保存しておけば、X-Face画像を埋め込んだメールを送信することもできる。

 現バージョンでは、埋め込み用に準備できる画像は1つだけだが、作者によると、今後のバージョンアップで複数の画像の中から好きなものを選択できるようにする予定とのこと。

【著作権者】FURUKAWA, Akihito 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0 Release 2(00/04/12)

□FURUKAWA, Akihito's Web Page
http://homepage1.nifty.com/akihitof/

(新城 雅章)

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