作曲用言語MMLの文字列を楽譜表示するMIDI作曲ソフト「ScSq」v0.02
入力したMMLの文字列をわかりやすく楽譜表示して快適に作曲
(00/04/17)
作曲用の言語“MML”の文字列を楽譜表示するMIDI作曲ソフト「ScSq」v0.02が、16日に公開された。MMLの書式の文字列を楽譜表示しながら作曲でき、MIDIファイルで保存できる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ScSq」は、文字と記号の組み合わせで記述していく“MML”という作曲用の言語を使ってMIDI作曲するソフト。「ScSq」のウィンドウ上部に設けられたテキスト入力エリアに、“C”や“D”などのMMLの文字列を1行入力して[Enter]キーを押すと、入力した文字列に相当する音符や記号をウィンドウ内の五線譜に表示する。連符やタイ、シャープ、フラットなども記号で入力して五線譜上に表示できる。ただし、表示した楽譜の上でマウスを使って音符を配置したり、楽譜を印刷することはできない。
「ScSq」では、五線譜に新しい小節を追加・挿入してMMLの書式で1小節分入力し、音符・記号を表示するという操作を繰り返して作曲していく。五線譜上の一部の小節をクリップボードにコピーして他の小節に貼り付けるといった操作もでき、作曲中にMIDI音源で再生して曲の仕上がり具合を確認することもできる。作成した曲は再編集できるように「ScSq」独自のファイル形式で保存できるほか、MIDIファイルで出力することも可能だ。
【著作権者】松崎 暁 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.02(00/04/16)
□松崎 暁 HP
http://club.pep.ne.jp/~momotan/
(日沼 諭史)