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JavaScript/VBScriptを使ったWebページの作成支援ソフト「Scribbler 2000」

文字列がスクロールするWebページもマウス操作で手軽に作成できる

(00/04/20)

「Scribbler 2000」v1.9.2  JavaScriptやVBScriptを使ったWebページの作成を支援するスクリプト編集ソフト「Scribbler 2000」v1.9.2が、15日に公開された。スクリプト言語の関数などを編集中のファイルにマウス操作で挿入していくことで、動きのあるWebページを手軽に作成できる。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した35ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Scribbler 2000」は、JavaScriptとVBScriptを使ったWebページの作成を支援するスクリプト編集ソフト。「Scribbler 2000」のウィンドウには、スクリプトやHTMLファイルの内容を編集する内蔵テキストエディターのウィンドウが上下に2分割されて配置されており、上半分のテキストエディターのウィンドウでスクリプトの内容などを編集し、下半分のテキストエディターのウィンドウでWebブラウザーに表示するコンテンツを編集する。ファイルの保存時に、両方のテキストエディターのウィンドウで編集した内容が結合されて、1つのファイルで保存されるようになっている。

 一方、ウィンドウ左側では、JavaScriptやVBScriptで作成されたプログラムのテンプレートを一覧表示する「Libraries」、スクリプトで使用する関数名などをツリー表示する「Elements」、編集中のファイル内にある関数などを自動認識してリスト表示する「Navigator」の3種類の機能をタブで切り替えて使用できる。

 「Libraries」にはあらかじめ数多くのテンプレートが登録されており、Webブラウザーのステータスバーで文字列をスクロールさせるプログラムや、ブラウザーの種類やバージョンを調べるプログラムなどもある。テンプレートを選択して内蔵テキストエディターにドラッグ&ドロップするだけで、新規ファイルとしてスクリプトの内容を開いて編集することができる。自分で作成したスクリプトをいつでも再利用できるようにテンプレートとして保存しておくことも可能だ。また「Elements」では、ツリー表示された関数名をダブルクリックすることで、タグ挿入型のHTMLエディターのように内蔵テキストエディターに関数を挿入していくことができる。

 さらに、ホームページ上でのアンケートなどに使うテキスト入力エリアやチェックボックス、ボタンなどのフォームのパラメーターをマウス操作で設定していくだけで、編集中のファイルにFORMタグなどを簡単に挿入することが可能だ。内蔵のテキストエディターや設定ダイアログでは日本語が文字化けする場合があるものの、JavaScriptやVBScriptの機能をフル活用したホームページをすぐに作成できるだろう。

【著作権者】Cream Software
【ソフト種別】シェアウェア 35ドル
【バージョン】1.9.2(00/04/15)

□Scribbler 2000のホームページ
http://www.creamsoft.com/scribbler/

(日沼 諭史)

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