Windows、アプリケーション、ハードウェアの設定を集中管理する「X-Setup」
プラグインで様々な設定項目を追加可能
(00/04/21)
Windowsやアプリケーション、ハードウェアなどの設定を集中管理してまとめて変更できる「X-Setup」v5.6が、14日に公開された。レジストリやシステムファイルを直接編集しなければ変更できないような特殊な設定でも、マウス操作で変更できる。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「X-Setup」は、Windowsやアプリケーション、ハードウェアなどの個別の設定を変更するソフト。レジストリやシステムファイルを直接編集しなければ変更できない“隠れた”設定を、「X-Setup」の1つのウィンドウ内でマウスを使って変更することができる。
デスクトップに表示されているごみ箱など特殊なアイコンの名前を変更できるほか、コントロールパネル内の各アイコンの表示・非表示を切り替える設定、エクスプローラの右クリックメニューに好みのソフトを実行する新しいメニュー項目を追加する設定なども用意されており、Windowsをより使いやすくすることができる。また、Windows Media PlayerがもつCODECを自動ダウンロードする機能のオン・オフを切り替える設定、Microsoft Excelで年号の表示方法を変更する設定など、アプリケーション個別の設定を変更することもできる。さらに、特定の種類のビデオカードに関する設定も用意されており、グラフィックの描画性能に影響するマニアックな設定も可能だ。
すべての設定項目はプラグインで実現されており、あらかじめ「X-Setup」に同梱されているプラグインに加えて、作者のホームページで公開されている数多くのプラグインをインストールすることで、より多くの設定を行えるようになる。日常的に使っているソフトの設定を手軽に変更できるようなプラグインを自分で開発することも可能だ。
【著作権者】Xteq Systems
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.6(00/04/14)
□Xteq Systems
http://www.xteq.com/
(日沼 諭史)