タブ切り替え型のWebブラウザー「Cuam」v0.010b
「URLグループ」機能で複数のWebページを一気に開いて表示
(00/04/26)
タブ切り替え型のWebブラウザー「Cuam」v0.010bが、25日に公開された。IEコンポーネントを使用したWebブラウザーで、表示するWebページをタブで切り替えることができるほか、「URLグループ」機能で複数のWebページを一気に開いて表示することも可能。Windows 2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Cuam」は、IEコンポーネントを使用したタブ切り替え型のWebブラウザー。メインウィンドウ内にWebページを表示するウィンドウを同時にいくつも開くことができるMDI形式のソフトで、Webページを表示するウィンドウをタブで切り替えながら、多くのWebページを次々に閲覧していくことができる。ツールバーはIEとほぼ同じデザインで、IEの「お気に入り」も自動で読み込んでメニューやツールバーから利用できる。
また、複数のWebページをそれぞれ別のウィンドウで一気に開くことができる「URLグループ」という機能も備えている。「Cuam」で開いている全てのWebページのURLを「URLグループ」用のファイルとして保存でき、「Cuam」を再起動することで保存した「URLグループ」用のファイルを自動で読み込んで、「Cuam」のメインウィンドウの左側に拡張子を除いたファイル名を一覧表示する。一覧からファイル名を選んでダブルクリックすると、選択したファイルに含まれているURLのWebページを一気に開いて表示できるという仕組みだ。標準では「ソフトウェア ダウンロード」というファイル名が登録されており、ダブルクリックすると窓の杜のホームページとVectorのホームページが開くようになっている。
【著作権者】Cuam 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.010b(00/04/25)
□Cuam
http://jove.prohosting.com/~cuam/
(日沼 諭史)