フォースフィードバックに対応した浜釣りシミュレーションゲーム「シロギス」
ゆっくりと流れる雲を眺めながらのんびりと釣りを楽しもう
(00/04/26)
フォースフィードバックに対応した浜釣りシミュレーションゲーム「シロギス」v1.00が26日にリリースされた。フォースフィードバック対応のジョイスティックでプレイすると、魚がエサに食いついたことをスティックの微妙な振動で判断することができる。Windows 98用の500円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムとDirectX 7.0が必要。
「シロギス」は、フォースフィードバックに対応した浜釣りシミュレーションゲーム。3つの釣り針をもった仕掛けにエサを付け、浜辺での投げ釣りでシロギスを狙う。エサにシロギスが食いつくと、フォースフィードバック対応のジョイスティックに微妙な振動が伝わり、食いついたことがわかる仕組みだ。実際の釣りと同じようにそう簡単にエサに食いつくものではなく、ゆっくり流れる雲を眺めたり、波の音を聞いたりしながら、のんびりと釣りを楽しむゲームになっている。
ゲームは、3つの釣り針にエサを取りつけるところからスタートする。プレイヤーのクーラーボックスには、ゴカイやイソメのような形をした数種類のエサが数匹ずつ入っているため、好きなものを選ぶことができる。エサの取りつけが完了すると、いよいよキャスティング。縦長のゲージが表示されたら、トリガーボタンを押したままジョイスティックを目一杯手前に引き、そのまま奥に倒して目盛りが青いゾーンにきたところでトリガーボタンを離せばよい。タイミングがうまく合えば仕掛けが沖に向かって飛んでいく。
キャスティングがうまくいったら、ジョイスティックを前後に振って釣り糸を少しずつ巻いていく。トリガーを押すことで一気に巻き取ることもできるが、前後に振りながら巻いたほうが食いつきがよいようだ。画面の右下に釣り糸の長さが表示されるが、編集部で試した限りでは100m前後のポイントで食いつくことが多かった。魚が食いつくとジョイスティックが微妙に振動するのでトリガーボタンで一気に巻きとろう。最後まで巻き切ってシロギスが釣れていれば得点が加算される。成果に関係なく糸を最後まで巻き切ったらエサの取りつけからやり直し。取りつけるエサがなくなるとゲームオーバーとなる。
実際の釣りと同様、「シロギス」で魚を釣るのはなかなか難しいが、遠くに浮かぶ雲を眺めたり、波の音を聴いたりしながらのんびりとゲームを楽しむことができる。まれに、どこからともなくカモメが飛んできたり、カニが浜辺を歩いたりと隠れキャラが登場することもある。ゲーム内の時間はパソコンの内蔵時計と連動しているため、夕焼けを眺めたり、夜釣りを楽しむこともできるようになっている。
【著作権者】ラッキーソフト
【ソフト種別】シェアウェア 500円
【バージョン】1.00(00/04/26)
□luckysoft
http://www.kinet.or.jp/lucky/
(新城 雅章)