2次元・3次元グラフ作成ソフト「GraphCalc」v2.0
グラフの印刷やグラフ画像の保存、DXFファイルでの保存も可能
(00/04/28)
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2次元グラフ表示 |
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3次元グラフ表示 |
2次元・3次元グラフ作成ソフト「GraphCalc」v2.0が、26日に公開された。入力した数式をグラフ表示し、2次元で表示したグラフを印刷したり、3次元で表示したグラフを3Dモデリングソフトで扱えるDXF形式のファイルで保存できる。Windows 95/98に対応した20ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「GraphCalc」は、入力した数式から2次元グラフや3次元グラフを作成するソフト。キーボードや「GraphCalc」のウィンドウに表示された電卓のようなボタンを使い、数値や+、-などの演算記号のほか、sin、cos、tanといった関数を表す文字列、変数を表す記号“x”を入力して数式を作成すると、変数に異なる値を次々に代入していったときの計算結果をグラフ表示する。2次元グラフでは最大10通り、3次元グラフでは最大6通りの計算式を作成して全計算結果のグラフを重ねて表示できる。表示した2次元グラフと3次元グラフを拡大・縮小でき、3次元グラフはさらにマウス操作でグラフを回転させて様々な角度から見ることができる。また、数式に変数を含めなかった場合は計算結果を単純に文字列で表示するようになっており、電卓として利用することも可能だ。
2次元グラフはBMP形式の画像ファイルに保存したりプリンターで印刷することができる。3次元グラフは画像保存や印刷ができるだけでなく、DXF形式のファイルで保存することも可能で、多くの3D CGモデリングソフトで読み込んで編集できる。なお、シェアウェア未登録の場合は、ユーザーが作成した数式で3次元グラフを表示することはできず、あらかじめ決められた数式でのみ3次元グラフを表示することができる。
【著作権者】Brendan Fields、Mike Arrison 両氏
【ソフト種別】シェアウェア 20ドル
【バージョン】2.0(00/04/26)
□GraphCalc The Ultimate Windows Graphing Calculator Software
http://www.graphcalc.com/
(日沼 諭史)