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蒸気機関車が走る国産3Dベンチマークソフト「SL BENCH」Beta1 v0.30b

C11が朝日の中を疾走

(00/04/28)

「SL BENCH」Beta1 v0.30b
 蒸気機関車をモチーフにした国産の3Dベンチマークソフト「SL BENCH」Beta1 v0.30bが28日にリリースされた。3Dグラフィックで描かれたC11形蒸気機関車が朝日の中を疾走する。Windows 98/2000用のフリーソフトで、現在作者ホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 7.0が必要。

 「SL BENCH」は、3Dグラフィックで描かれた蒸気機関車を走らせ、パソコンの3Dグラフィック能力を計測する3Dベンチマークソフト。Pentium III 600MHz以上のCPUを推奨し、ハードウェアT&Lに対応するなど、ハイエンドユーザー向けのベンチマークソフトになっている。ただし、画面のサイズや視界の広さ、さまざまなグラフィック処理の有無など、動作オプションを細かく設定できるため、設定次第では推奨環境に満たないパソコンでも動かすことができる。

 ベンチマークは、朝日を浴びるC11機関車が停車駅を発車するところからスタートする。機関士が石炭をくべたり、車輪と車輪をつなぐロッドが動きだす様子まで細かく描写され、機関車はゆっくりと動きだす。機関車は煙を噴きあげながら徐々にスピードを上げ、途中の駅を通過したり鉄橋を渡ったりしながら疾走。鉄橋を渡って1つめの駅を通過するとカメラの動きが止まり、機関車に引かれる客車が通りすぎたところでベンチマークが終了する。ベンチマークの結果は、1秒間あたりに処理したフレーム数やポリゴン数の平均値や最大値が数値で表示される。

【著作権者】MM Smarts Japan、Anaheim Electoronics Technical Arts、Logitec Systems
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Beta1 v0.30b(00/04/28)

□SL BENCH
http://www.techarts.co.jp/slsim/benchmark/

(新城 雅章)

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