年齢未設定および13歳未満のICQユーザーのアカウントが無効に
米国の“児童オンラインプライバシー保護法”に基づき年齢制限
(00/05/09)
米ICQは、年齢設定をしていないユーザーや、13歳未満に設定されているユーザーのアカウントを停止する動きをみせている。米国の“児童オンラインプライバシー保護法”の施行に基づくもので、該当するユーザーに対し「13歳未満の子供に対してICQサービスを利用できなくし、アカウントを削除する。誕生日の設定が誤っている場合は、48時間以内に修正しないと利用できなくなる」という内容の警告をメールやシステムメッセージで通知しはじめた。現在のところ該当ユーザー全員に警告が届いているわけではないが、警告の内容を見るかぎり、該当ユーザーのうち6月1日までに年齢設定が13歳以上に修正されないユーザーのアカウントは全て削除される模様だ。
年齢設定の修正方法は、ICQボタンのメニューからICQ 99a/99bの場合は[Change My Details]、ICQ 2000aの場合は[View / Change My Details]をクリックする。そこで表示される設定ウィンドウで[More]タブを選択し、“Age:”と書かれた項目に正しい年齢を入力する。年齢を入力したあとは、設定ウィンドウの下にある[Save]ボタンをクリックしないとICQのサーバーに反映されないので注意が必要だ。
□ICQ、個人情報が“13歳未満”のユーザーに利用制限(Internet Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/0508/icq.htm
(新城 雅章)