マウスで描いた軌跡でアプリケーションを操作する「Sensiva」v2.0がリリース
好きなホームページを呼び出すことも可能に
(00/05/10)
米Sensivaは3日(現地時間)、マウスで描いた軌跡によってアプリケーションの起動や操作が可能になるマウス操作拡張ソフト「Sensiva」のv2.0をリリースした。Windows 95/98/NT 4.0/2000で動作するフリーソフトで、現在同社サイトから英語版や日本語版など9か国語のバージョンがダウンロードできる。
「Sensiva」は、右クリックを押したままマウスで描いた軌跡で、アプリケーションの起動や操作が可能になるマウス拡張ソフト。タスクトレイに常駐し、たとえばデスクトップ上で右クリックを押したまま“M”字型の軌跡を描くとメールソフトを起動し、“?”字型の軌跡を描くとWindowsのヘルプを起動する。どのような軌跡でどのような操作ができるかはアプリケーションごとに別々に設定されており、Internet Explorerのウィンドウ内で右から左に線を引くと前のページに戻ったり、ワードパッドで“α”型の軌跡を描くと1文字削除したりする。あらかじめ用意されている設定以外にも、ユーザー側で独自の操作設定を登録することができる。
v2.0では、指定したホームページを開く動作や、指定したメールアドレス宛のメール作成ウィンドウを開く動作などを登録できるようになった。Internet Explorerのウィンドウ内やデスクトップ上で“y”字型の軌跡を描くと“Yahoo! JAPAN”のホームページが表示されるようになっているほか、お気に入りのホームページを好きな軌跡で呼び出せるようにユーザー側で登録することができる。また数字型やアルファベット型の軌跡のパターンがあらかじめ用意されており、わざわざ自分で新しい軌跡のパターンを作成しなくても、用意されたパターンを読み込むだけで新しい操作設定を登録できるようになっている。
【著作権者】Sensiva, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.01(00/05/03)
□Sensiva
http://www.sensiva.com/
(新城 雅章)