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サーバーソフト「WinProxy」v2.0.0が公開

プロキシーサーバー機能、Webサーバー機能、メールサーバー機能を搭載

(00/05/29)

「WinProxy」v2.0.0  サーバーソフト「WinProxy」v2.0.0が、25日に公開された。1台のモデムを複数のパソコンで共有して同時にインターネットに接続できるプロキシーサーバー機能のほか、Webサーバー機能やメールサーバー機能などを備えている。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「WinProxy」は、プロキシーサーバーとWebサーバー、およびメールサーバーの3つの機能を備えたソフト。「WinProxy」をインストールすることで、パソコンをWebページの管理を行うWebサーバーや、メールをやり取りするメールサーバーとして運用できる。プロキシーサーバー機能を使うと、「WinProxy」が動作しているパソコンのIPアドレスをWebブラウザーなどのプロキシーサーバーの設定で指定することで、1台のモデムやターミナルアダプタをLAN上の複数のパソコンで共有してインターネットに同時接続できる。また、閲覧したホームページのデータやダウンロードしたファイルをキャッシュとして保存するため、次に同じホームページを閲覧するときにすばやく表示できる。指定したURLのホームページを閲覧不可能したり、登録したキーワードを含むホームページを表示しようとした際に、自動でホームページへの接続を遮断する「コンテンツ制限」も可能だ。

 Webサーバー機能はCGIやSSIに対応し、ユーザー名やパスワードを入力しなければ表示できないホームページも扱うことができる。メールサーバー機能はSMTPとPOP3に対応しており、独自ドメインをもっていなくても仮想のドメイン名を使用してLAN内でメールのやり取りができるほか、契約しているプロバイダーのメールアドレスが1つあれば、LAN上の他のパソコンで共有してインターネットメールを送受信できる「インターネット転送」機能も備えている。知らないユーザーが勝手にプロキシーサーバーやメールサーバーを利用することのないように、「WinProxy」の各サーバー機能を利用するパソコンを限定することもできる。

【著作権者】SIN/SapporoWorks 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0.0(00/05/25)

□WinProxy
http://www2.comco.ne.jp/~sin/WinProxy/

(日沼 諭史)

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