【第9回】
「Flare Effects」
レンズフレアや虹色の光など15種類を備え、パターンの作成も可能
(00/06/07)
今回はレンズフレアや虹色の光など、15種類の変わった輝きの効果が得られ、自分で輝きのパターンを編集することもできるプラグイン「Flare Effects」を紹介しよう。[フィルタ]メニューから起動すると、ウィンドウ左側に6つのパラメーター、右側にプレビュー画面が現れる。上2つのパラメーター[X Pos][Y Pos]は光源の座標軸で、プレビュー画面をクリックすることでも変更できる。その下[Size]で全体の光量、[Bright]で光源の光量、さらに下の[Aspect]で光源の上下方向の縦横比、[Zoom]で光源から光線の先端までの距離を調整できる。
輝きのパターンを変更したい場合は、[Preset]のプルダウンメニューで選択する。また、輝きのパターンを自分で作成したい場合は、設定画面左下にある[Edit]ボタンを押そう。FlareやRaysなどの輝きの構成要素を好きなだけ配置して、自由に大きさや位置を調節したり色をつけることができるため、逆光のような重なりのある輝き効果を作ることも可能。今回制作した画像では、背景は[plasma2.lns]、手のひらの光に[plasma1.lns]、キラキラ輝いている部分では[simple~3.lns]といった具合に、計6回繰り返してフィルターをかけている。
【著作権者】Axion Software
【ソフト種別】シェアウェア 32ドル
【バージョン】2.0
□Axion Software
http://www.axionfx.com/
(勝木 麻友)