【第52回】
推理アドベンチャーゲーム「安所通りの殺人」
雰囲気のある画像とBGM、効果音が殺人事件の緊迫感を高める
(00/06/08)
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オープニング |
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いよいよ捜査開始 |
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安所通りの路上に放置された女性の遺体と、その傍らで発見された唯一の遺留品である学生証。「安所通りの殺人」はこのようなストーリー設定で始まる推理アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは警視庁捜査一課に所属する“高原 祐介”警部補を操って捜査を進め、死体遺棄現場や被害者が通っていた“両徳学園”などを行き来して情報を収集していく。後半は高原警部補の上司である“沢村 絵里”警部を操作して家宅捜査を行うことになるが、この場面では的確な判断と素早い操作が必要になる。操作(捜査)を誤るとすぐにゲームオーバーになってしまうので慎重に進めよう。捜査中に何度か行う事情聴取では、参考人に対する質問を二択から選択。それ以外の場面では主に「移動する」「話す」「調べる」などのコマンドを選択して捜査を進めていく。きれいな画像と場面場面によって変化するBGM、ドアを叩く音や電話の音などリアルな効果音が臨場感を高めてくれるのもうれしい。
クリアのこつは“足でかせぐ”こと。あらゆる場所に移動し、住民に話しかけたり駐車場を調べたりすると意外な人物を発見することがある。最後に今まで得た情報を総合判断すれば犯人が誰かは一目瞭然のはずだ。クリアまでにかかる時間は4~6時間程度だが、気を張りつめたまま捜査を続けると頭の回転も鈍くなる。リラックスして頭をフルにはたらかせ、ゆっくり事件を推理しよう。
【著作権者】山崎 博 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-
【ファイルサイズ】13.0MB
□Fine Art and Stuff
http://www.geocities.co.jp/Milano/4274/
(山本 幸広)