Sun、携帯電話向けのJava用ライブラリ「Java2 Micro Edition, MIDP」を公開
同梱の携帯電話のエミュレーターを用いてサンプルゲームをプレイ可能
(00/06/09)
Sun Microsystemsは、携帯電話で動作するJavaプログラムを開発可能なライブラリ「Java 2 Micro Edition, Mobile Information Device Profile(J2ME MIDP)」v1.0 Early Access 1を公開した。携帯電話のエミュレーターが同梱されており、サンプルゲームをプレイできる。Windows 95/98/NT 4.0に対応しており、現在同社のホームページから無償でダウンロードできる。なお、ダウンロードするにはユーザー登録が必要。
「J2ME MIDP」は、携帯電話で動作するJavaプログラムを開発できるライブラリ。同社のJava開発環境であるJDKと組み合わせることで、携帯電話で動作するJavaプログラムをWindows上で開発することができる。「J2ME MIDP」には実際の携帯電話そっくりにデザインされたエミュレーターが同梱されており、MS-DOSプロンプト上でパラメーターを入力してから実行すると、同梱の倉庫番などのサンプルゲームをエミュレーター上でマウスを使ってプレイできる。
ただし、現在のところ「J2ME MIDP」で開発したプログラムが動作する携帯電話は発売されていない。
【著作権者】Sun Microsystems, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0 Early Access 1
□Java(TM) 2 Micro Edition, Mobile Information Device Profile (J2ME MIDP)
http://developer.java.sun.com/developer/earlyAccess/j2me_midp/
□SUN MICROSYSTEMS' JAVA(TM) TECHNOLOGY IN THE WIRELESS MARKET HEATS UP
http://java.sun.com/pr/2000/06/pr000606-09.html
(日沼 諭史)