プラネタリウムソフト「Stella Theater Pro」v1.93がリリース
縄文時代の南十字星も観測できるプラネタリウムソフト
(00/06/09)

地球から見える天体をシミュレートするプラネタリウムソフト「Stella Theater Pro」v1.93が、9日にリリースされた。26万個の恒星や88の星座など、膨大なデータをもとに天体をパソコン上でリアルに再現できる。Windows 95/98/NT 3.51/NT 4.0/2000で動作する4,800円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Stella Theater Pro」は、地球上のあらゆる地点から見える天体をリアルに再現できるプラネタリウムソフト。地球上の任意の場所・時間の星空をプラネタリウムのように表示できる。主な恒星や星座の名前の表示はもちろん、星座を構成する星々を結ぶ星座線や、星座絵などを表示することも可能だ。
天体の描画は、指定した日時の星空を静止した状態で表示するほか、現実の時間の進行に合わせてゆっくりと動かしたり、時間を早送りして動きがわかる速さで表示できる。月の満ちかけや、日食・月食の様子、太陽系惑星の運行なども現実の動きにあわせて再現される。各恒星の動きも計算されており、縄文時代の星空や1万年後の未来の星空を再現することも可能だ。
今回リリースされたv1.93では、恒星の名前を編集する機能が追加されたほか、いくつかの不具合が修正されている。
【著作権者】Toxsoft
【ソフト種別】シェアウェア 4,800円
【バージョン】1.93(00/06/09)
□Toxsoft Home Page
http://www.toxsoft.com/sswpro/
(新城 雅章)