MMLで作曲する502iシリーズ専用着メロエディター「MLD Creator」v1.02
MIDIファイルからのコンバート機能も実装
(00/06/14)
NTTドコモの携帯電話502iシリーズ専用の4和対応音着メロエディター「MLD Creator」v1.02が13日にリリースされた。Windows 95/98/NT/2000で動作する1,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「MLD Creator」は、NTTドコモの携帯電話502iシリーズ専用の4和音対応の着メロエディター。文字と記号の組み合わせで記述するMML(Music Macro Language)という作曲用の言語でメロディーを入力し、502iシリーズからサポートされた着メロ形式のMLDファイルに保存することができる。また、メロディメール用のテキストデータをクリップボードに出力することも可能。MIDIファイルを読み込んでMLDファイルで保存するコンバート機能もあり、気に入ったMIDIデータを携帯電話の着メロにすることもできる。
曲データは、作曲用の言語のMMLで入力する。パート1からパート4まで用意されたラジオボタンで入力画面を切り替え、パートごとに曲データを入力すると最大で4和音の着メロを作成することができる。入力が完了したら[再生]ボタンで試聴し、問題がなければ[MLDファイル作成]ボタンを押して曲データをMLDファイルで保存する。保存されたMLDファイルをホームページにアップロードすると、502iシリーズの携帯電話でダウンロードして着メロに設定できるようになる。
入力した曲データはMLD形式で保存するほかに、手持ちのメールソフトから携帯電話にメロディーメールとして送信することもできる。曲データを入力後[メール作成]ボタンを押すと、クリップボードにメロディーメール用のテキストデータがコピーされるので、メールの本文に貼り付けて携帯電話のメールアドレスあてに送信すればよい。携帯電話でメールを受信して表示しようとすると、「MLD Creator」で入力したメロディーが流れるようになる。
また、「MLD Creator」はMIDIファイルの読み込みに対応しており、気に入ったMIDIデータをMLDファイルやメロディーメール用のデータに変換することもできる。ただし、最大で4トラックまでしか変換できず、着メロで利用できる音色も限られているため、正しく変換できないこともある。
【著作権者】NAKA 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.02(00/06/13)
□NAKAのホームページだよぉ!!!!
http://www.naka-net.com/
(新城 雅章)