CCDカメラを使ってホームページにライブカメラを設置できる「Cap3z」
ぼかしやマスキングの効果を付け、画像に変化があったときだけアップロード
(00/06/19)
CCDカメラで撮影している映像を、一定間隔で静止画に変換してFTPサーバーにアップロードする「Cap3z」v1.7が、19日にリリースされた。Windows 98/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Cap3z」は、CCDカメラで撮影している映像を、一定間隔ごとに静止画に変換してFTPサーバーにアップロードするソフト。カメラでとらえた映像をリアルタイムに公開する“ライブカメラ”を、自分のホームページに設置できるようになる。作成する静止画はPNG形式で、フィルター用の画像を用意することで、静止画にぼかしやマスキングの効果を付けてアップロードすることもできる。また、基本となる画像と比較して、10%以上の変化があった場合だけFTPサーバーにアップロードする機能も用意されている。
映像を静止画に変換する間隔は、秒単位で指定できる。このとき、フィルター用の画像を用意しておくと、フィルター画像と重ね合わせて合成したり、フィルター画像の白い部分にあたるところをぼかすなど、静止画にさまざまな効果を付けられるようになる。フィルター用の画像は自分で作成することができ、“photo_add.bmp”などあらかじめ決められたファイル名で保存しておくと、静止画に変換する際に自動的にフィルター処理が施される仕組みになっている。
また、CCDカメラから変換した静止画を基本画像と比較し、画像に10%以上の違いがあった場合にだけFTPサーバーにアップロードする“モーションセンス機能”も用意されている。これにより、被写体にまったく動きがないときにも静止画をアップロードするといった無駄なトラフィックを防止できる。なお、「Cap3z」の起動中に[Enter]キーを押すとその時点で撮影している映像が基本画像として保存される。
【著作権者】Ryo Shi3z 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.7(00/06/19)
□Cap3z - Push WebCam
http://www.and.or.jp/~shi3z/cap3z/
(新城 雅章)