スタイルシート・ASP・SSI対応のタグ挿入型HTMLエディター「ScriptWorx」
簡易Webサーバーソフトを同梱し、FTPサーバーへのアップロード機能も搭載
(00/06/19)
スタイルシート・ASP・SSI対応のタグ挿入型HTMLエディター「ScriptWorx」v4.11が、19日に公開された。ツールバーのボタンを使って内蔵のテキストエディターにタグをクリック一発で挿入でき、作成したHTMLファイルを自分のホームページスペースにアップロードできるFTPクライアントの機能も備えている。英語版のソフトだが日本語を入力したり編集することが可能。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ScriptWorx」は、スタイルシートやASP/SSIなどに対応したタグ挿入型のHTMLエディター。キーワードの色分け表示が可能な内蔵のテキストエディターにテキストを入力したり、ツールバーに用意されているボタンをクリックしてリンクや画像などのタグを内蔵のテキストエディターに挿入して作成していく。ASPやSSIで使われる変数などの文字列もボタン一発で挿入でき、JavaScriptで使われる関数はマウス操作だけで挿入できる。そのほか、内蔵のテキストエディターでタグを途中まで入力して[Ctrl+スペース]キーを押すと、IMEで漢字変換するときのようにタグの候補をリスト表示し、リストからタグを選択して素早く入力できるようになっている。さらに、作成したHTMLファイルをあらかじめ登録しておいたFTPサーバーにアップロードする機能も備えており、他のFTPクライアントソフトを使用しなくても「ScriptWorx」で自分のホームページスペースにHTMLファイルをアップロードできる。
また、「ScriptWorx」に同梱されている簡易Webサーバーソフト「ServerWorx」を使うことで、自分のパソコンをWebサーバーとして動作させることが可能だ。「ScriptWorx」を使ってパソコンをWebサーバーにすると、ローカルにあるファイルをインターネットで公開できるほか、インターネットに常時接続していない環境でも実際のホームページと同じイメージでHTMLファイルを閲覧することができる。例えば自分のホームページにHTMLファイルをアップロードする前に、HTMLファイルの作成時には気付かなかったリンクのミスなどをチェックできるだろう。ただし、「ServerWorx」はCGIには対応していないため、自作のCGIプログラムの動作確認などには使用できない。
【著作権者】SoftLite International
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.11(00/06/19)
□SoftLite Homepage
http://www.softlite.net/
(日沼 諭史)