DXF/ROK形式の3Dデータを表示できる3Dモデルビューワー「NekoViewer」v1.00
3Dモデルの移動・回転ができるほか、被写界深度を計算に入れた表示も可能
(00/06/20)
DXF/ROK形式の3DデータをOpenGLを利用して表示する3Dモデルビューワー「NekoViewer」v1.00が、20日にリリースされた。Windows 98/2000などで動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「NekoViewer」は、OpenGLを利用して3Dデータを表示する3Dモデルビューワー。3Dのデータ形式として一般的なDXF形式や、3D CGソフト“六角大王”のROK形式に対応しており、データファイルを読み込むだけで3Dモデルを表示する。表示された3Dモデルはキーボードやマウスの操作で移動や回転などの処理ができるほか、焦点が合わない部分をピンボケ表示にできる被写界深度処理もサポートしている。
「NekoViewer」で表示した3Dモデルは、マウスのドラッグ操作で前後左右に移動できるほか、カーソルキーでカメラの位置を動かしてさまざまな視点で表示することができる。3Dモデルのほかに、床面や床面に映る影を表示させることも可能だ。また、総ポリゴン数やフレームレートなど数値データの表示にも対応している。
このほか、3Dモデルを移動させたときにスローモーションのようにゆっくりと残像付きで3Dモデルを表示する“モーションブラー”や、焦点が合っていない部分をピンボケ状態で表示する“被写界深度処理”などの機能も用意されている。なお、これらの機能を有効にすると環境によっては表示処理が非常に遅くなるので注意が必要だ。
【著作権者】Isamu Kaneko 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(00/06/20)
□Kaneko's Software Page
http://homepage1.nifty.com/kaneko/
(新城 雅章)