【最終回】

「Universe Image Creator Plug-Ins」

神秘的な宇宙空間の画像を簡単に作成できるプラグイン

(00/06/28)

 宇宙空間の画像は何かと使いみちが多い。SF風のイメージの作成に重宝するし、最近なら宇宙空間に地球の画像を置いてインターネットのイメージとして使ったりできる。宇宙空間の画像がほしいとき、これまでなら素材集に頼るところだが、今回は「Universe Image Creator Plug-Ins」を使ってみよう。簡単な操作で神秘的な宇宙空間の画像を作成できるプラグインだ。

 「Universe Image Creator Plug-Ins」の中の[Vortex...]は銀河系の渦のイメージを作成できるプラグイン。デフォルトの状態では、赤いバラ星雲のような渦が画面左上のプレビュー画面に現れる。色を変えるには画面右下にある[Inner Color...]で渦の内側、[Outer Color...]で外側の色を指定する。輝き具合を設定したい場合は、プレビュー画面下にある[Intensity]で渦の内側の明るさ、[Dropoff]で渦の外側の暗さ、[Frequency]で渦全体の色むらの多さ、[Smoothness]で渦全体のデコボコ感、[Swirl frequency]で渦巻きの強さ、[Inner radius]で渦の中心部の半径を調節する。また、画面左下の[Orientation]をマウスでドラッグして、銀河系の角度を三次元で回転させることができる。銀河系の大きさを変更したい場合は、画面右下の[Viewing Distance]で調節する。渦の位置をプラグインで決定することができないので、位置を変えたい場合は、ペイントソフトのレイヤーを使って移動させるといいだろう。そのほか、銀河、星間ガス、閃光、星雲、星の背景など全部で7種類の宇宙空間のイメージを作成できるプラグインがある。

 今回で連載最終回。Photoshopプラグインを使うと、画像にちょっとしたアクセントを効かせることができるので、誰でも楽しく画像を作成できるだろう。ペイントソフトを今ひとつ使い切れていないという人も、目的ごとのプラグインを知っていれば、画像作成の幅が広がっていくはずだ。

【著作権者】Diard Software
【ソフト種別】シェアウェア 29.95ドル
【バージョン】-

□Diard Software
http://www.diardsoftware.com/

勝木 麻友

Photoshopプラグインセンター INDEXへ
トップページへ


Copyright(C), 1996-2000 Impress Corporation.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで