データベースと組み合わせて利用するメールソフト「Epoch Mailing」v3.1
データベースの情報を元にメールを生成したり、受信メールに自動返信できる
(00/06/29)
データベースと組み合わせて利用するメールソフト「Epoch Mailing」v3.1が公開された。データベースに登録した情報や定型文からメールを生成して多くの宛先に配信したり、受信したメールに定型文などで自動返信することができる。Windows 95/98に対応した3,980円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Epoch Mailing」は、データベースと組み合わせてメールの配信や受信を行うメールソフト。データベースに登録した情報や定型文から生成したメールを複数のメールアドレス宛に一気に配信したり、特定の文字列が含まれるメールを受信した際に自動でメール返信することができる。データベースにメールアドレスやその人の名前、住所、電話番号などを登録し、定型文を作成してボタンをクリックすると、データベースに登録したメールアドレス宛の定型メールを生成でき、メール送信ボタンを押すだけで生成したメールを一気に送信できる。データベースの登録情報にあわせて生成するメールの内容を変えることもでき、例えば定型文に“$$名前$$”という文字列を挿入しておくと、データベース中の“名前”に該当する情報で“$$名前$$”を置換し、メールを生成できる。データベースは個人情報だけでなく機材管理用の情報を登録できるようにカスタマイズすることも可能だ。
また、「Epoch Mailing」でメールを受信した際、メール本文に“##”で囲まれた文字列が含まれていた場合に自動で定型文をメール返信する「コマンドメール」機能も備えている。“##”で囲まれた文字列の内容によって定型文を変えたり、定型文にデータベースの情報を埋め込んで自動返信することができ、例えば受信メールに“##01##”というコマンドが含まれていたときに、データベース内の特定の個人情報を返信することができる。メールを一定時間ごとに受信する機能と組み合わせることで、出先から「Epoch Mailing」をインストールしたパソコンがある自宅のメールアドレスにコマンドメールを送信して、あらかじめデータベースに登録しておいた個人情報をメールですぐに受け取るという使い方も可能だ。
【著作権者】Rozen Computer 櫻井 真二 氏
【ソフト種別】シェアウェア 3,980円
【バージョン】3.1
□エポックメーリング
http://www.rozen.ne.jp/epm/
(日沼 諭史)