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Windows CE用のMML作曲・演奏ソフト「deltaDrive」v0.51が公開

独自の音源を用いて作成した曲を演奏可能

(00/07/03)

「deltaDrive」v0.51
 
音色の編集
 
 Windows CE用のMML作曲・演奏ソフト「deltaDrive」v0.51が、2日に公開された。作曲用の言語“MML”を使って作曲したり音色などを作成でき、独自の音源を用いて曲を再生することができる。Windows CE 2.0以降を搭載したハンドヘルドPCで動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「deltaDrive」は、ハンドヘルドPCで動作するMML作曲・演奏ソフト。文字や記号を組み合わせて記述する作曲用の言語“MML”を使って作曲でき、音色を作成して「deltaDrive」内蔵の独自音源で曲を再生できる。MMLの文字や記号はキーボードから直接入力するようになっており、「deltaDrive」の表のようなウィンドウ上でパートごとに分けて記述していくことが可能。音色はWAVEファイルなどを使うのではなく、いくつかの数字を入力することで音の波形を生成し、音の減衰の仕方や周波数などを設定して一つずつ音色を作成する仕組み。曲のデータと音色データは、独自形式の1つのファイルにまとめて保存するようになっている。

 また、「deltaDrive」は独自の音源を内蔵しており、MIDI音源などをもたないWindows CE端末で曲を演奏することが可能になっている。「deltaDrive」で作曲中に曲を再生したり、同梱の再生専用ソフト「MMLLoader」を使って、作成した曲ファイルを読み込んで再生することができる。最大同時発音数は8音、再生周波数は22kHzでモノラル音声だが、編集部で試したところでは、作者ホームページで公開されている「deltaDrive」用の曲データを読み込んで、にぎやかな演奏を手軽に楽しむことができた。

【著作権者】K.Akiyama xx/Catproject
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.51(00/07/02)

□catproject
http://www.lares.dti.ne.jp/~k-akixx/

(日沼 諭史)

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