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マイクロソフト、「Microsoft Terminal Services Advanced Client」を公開

IEを使ってサーバーをリモートコントロール可能に

(00/07/05)

「Microsoft Terminal Services Advanced Client(TSAC)」  マイクロソフト(株)は3日、IE上でサーバーをリモートコントロールするソフト「Microsoft Terminal Services Advanced Client(TSAC)」を公開した。WebサーバーソフトIIS 4.0以降が動作しているWindows 2000 ServerやWindows NT 4.0, Terminal Server Editionなどのサーバー用OSにインストールして使用する。フリーソフトで現在同社のWebページからダウンロードできる。

 「TSAC」は、Windows 2000 ServerやWindows NT 4.0, Terminal Server Editionなどのサーバー用OSに搭載されているターミナルサービスを、IE 4.0以降のWebブラウザー上で利用可能にするソフト。ターミナルサービスはサーバーパソコンをリモートコントロールするための機能で、これまではターミナルサービスを利用するにはサーバーパソコンでターミナルサービス用のソフトをフロッピーディスクにコピーし、そのフロッピーディスクを用いてクライアントパソコン1台ずつにソフトをインストールする必要があった。

 しかし、「TSAC」を一度サーバーパソコンにインストールすると、クライアントパソコンでIEを使ってサーバーパソコンに接続するだけで、必要なコンポーネントが自動でクライアントパソコンにインストールされ、ターミナルサービスをIE上で利用できるようになる。多くのクライアントパソコンがある場合に、フロッピーディスクを使ってクライアントパソコンに個別にソフトをインストールすることなく、すぐに使用できるのが特長だ。

【著作権者】マイクロソフト(株)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-

□Windows 2000 Home Page
http://www.asia.microsoft.com/japan/windows2000/news/bulletins/tsac.asp

(日沼 諭史/齋藤 正穂)

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