ネットサーブがPCエミュレーター「VMware」を国内向けに発売
日本語による60日間無償サポートを提供
(00/07/05)
(株)ネットサーブは4日、米VMwareと日本国内における販売代理店契約を締結し、PCエミュレーター「VMware」の国内向け販売開始を発表した。ダウンロード版とパッケージ版の2種類があり、ダウンロード版の価格は39,500円。現在Windows NT/2000用とLinux用が同社サイトからダウンロードできる。
「VMware」は、Windows NT/2000やLinux上でPC/AT互換機のハードウェア自体をエミュレートするソフト。パソコン上に仮想的な別のパソコンを作り出し、MS-DOSやDOSやWindows 3.1/95/98/NT 4.0/2000など、さまざまなOSをインストールして動かすことができる。米VMwareがシェアウェアとして公開しており、米国での価格は一般ライセンスが299ドル、学生・趣味利用向けライセンスが99ドルとなっている。
ネットサーブが日本国内向けに発売した「VMware」は、英語版と同じもので、パッケージ版には日本語の解説書が同梱されている。ダウンロード版に関しては米VMwareから購入できるものと全く違いはないが、ネットサーブからライセンスを購入すると日本語によるサポート60日間無償で受けられるようになる。なお、ネットサーブが販売するライセンスは39,500円の一般ライセンスのみで、学生・趣味利用向けライセンスについては現在のところ発売予定はないとのこと。
□VMWARE Home Page
http://www.skynet.co.jp/netserve/vmware/
□プレスリリース
http://www.skynet.co.jp/netserve/press/p000704-01.htm
□窓の杜 - VMware
http://www.forest.impress.co.jp/library/vmware.html
(新城 雅章)