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デスクトップを遠隔操作する「Remote Administrator」v2.0が公開

デスクトップが広いパソコンを操作する場合でも画面を縮小して全体表示

(00/07/10)

「Remote Administrator」v2.0  デスクトップを遠隔操作するリモートコントロールソフト「Remote Administrator」v2.0が公開された。LANやインターネットに接続したリモートパソコンのデスクトップを表示して、マウスとキーボードを使って操作できる。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した35ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Remote Administrator」は、LANやインターネットに接続したパソコンのデスクトップを表示して、手元のパソコンで遠隔操作できるリモートコントロールソフト。「Remote Administrator」を手元のパソコンとリモートパソコンにそれぞれインストールし、手元のパソコンでリモートパソコンのIPアドレスを指定して接続することで、リモートパソコンのデスクトップを操作できるようになる。

 デスクトップを操作できるだけでなく、Windowsの再起動や電源の切断のみを行う「Shutdown」、「Remote Administrator」内蔵のファイラーを使用して、リモートパソコンと手元のパソコンとで素早くファイルをやりとりできる「File transfers」などの操作方法も用意されている。さらに、Windows NT 4.0/2000が動作しているリモートパソコンを遠隔操作する場合は、Windows NT 4.0/2000のコマンドプロンプトのみを表示してリモートパソコン上でファイル操作したりコマンドを実行できる「Telnet」を利用することも可能だ。

 「Remote Administrator」は、リモートパソコンのデスクトップをアプリケーションのように1つのウィンドウ内に表示するため、リモートパソコンのデスクトップが広い場合、手元のパソコンではデスクトップが画面からはみ出してしまうことがある。しかし、デスクトップを表示しているウィンドウのサイズをマウス操作などで変更することで、デスクトップもウィンドウに合わせて拡大・縮小するようになっている。例えば、画面解像度の低いノートパソコンを使って高解像度のデスクトップパソコンを遠隔操作する場合でも、画面サイズを縮小してデスクトップ全体を表示しながら操作できる。

【著作権者】Famatech
【ソフト種別】シェアウェア 35ドル
【バージョン】2.0

□Radmin - the fastest remote control software from Famatech
http://www.famatech.com/

(日沼 諭史)

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