デスクトップの端にマウスを動かすだけでキー入力ができる「M3」v4.3
ショートカットキーを割り当ててソフトの操作も可能
(00/07/13)
マウスカーソルをデスクトップの端に動かすとキー入力ができるマウス支援ソフト「M3」v4.3が、10日にリリースされた。Windows 95/98/2000で動作するフリーソフトで、現在作者ホームページからダウンロードできる。
「M3」は、マウスカーソルをデスクトップの端に移動すると、あらかじめ設定しておいたキーが入力されるマウス支援ソフト。デスクトップの上端と下端を3分割、左端と右端を2分割し、最大10種類のキーを設定することができる。キーの設定は、ひとつのキーだけでなく、[Ctrl]キーや[Alt]キー、[Shift]キーなどを組み合わせた設定も可能で、アプリケーションのショートカットキーなどを登録しておけば、マウスを移動するだけでアプリケーションを操作することもできる。
キー設定は、「M3」のメインウィンドウで[設定]ボタンをクリックして行う。[設定]ボタンをクリックすると、デスクトップの端に合計10個の設定ウィンドウが開くので、その位置にマウスカーソルを動かした時に入力するキーをプルダウンメニューから選択すればよい。また、この設定ウィンドウでキーを繰り返し入力する間隔を設定することもできる。
キー入力の対象となるアプリケーションを自動識別してキー設定を使い分ける機能は用意されていないため、なるべく多くのアプリケーションで利用できるショートカットキーを登録しておくとよいだろう。たとえば、左端上部のウィンドウで[Ctrl]+[R]を登録しておけば、IEやNetscapeなどのWebブラウザーでは表示しているWebページの更新、「秀丸エディタ」などほとんどのテキストエディターでは文字列の置換が実行される。
なお、作者のホームページでは、上下の端を4分割、左右の端を3分割して合計14種類のキー設定ができる上位バージョンの「M5」もフリーソフトとして公開されている。
【著作権者】marukine 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.3(00/07/10)
□ツールなページUOB
http://www03.u-page.so-net.ne.jp/bc4/futos-e/
(新城 雅章)