WML/WMLScriptに対応したWAPブラウザー「M3Gate」v0.4が公開
携帯電話用のWebコンテンツを携帯電話そっくりのウィンドウで閲覧可能
(00/07/13)
WML/WMLScriptに対応したWAPブラウザー「M3Gate」v0.4が、3日に公開された。携帯電話そっくりのウィンドウで、インターネット上にあるWMLのWebコンテンツを閲覧することができる。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「M3Gate」は、WML/WMLScriptに対応したWAPブラウザー。インターネットにアクセスして、WMLで作成された携帯電話用のWebコンテンツをマウス操作で閲覧できる。WAPのWebコンテンツに含まれているWMLScriptというスクリプトを実行したり、WBMPというWAPで使用される画像も表示可能。ウィンドウ内にある「ホームページボタン」を押すことで、ソフト作者自身が公開しているWAPのコンテンツにアクセスでき、すぐに動作を確認できるようになっている。標準では携帯電話そっくりのウィンドウだが、あらかじめ同梱されているスキンデータを用いて、Palmによく似たウィンドウデザインに変えることも可能だ。
また、サンプルのWMLファイルもいくつか同梱されており、WMLScriptを利用したサンプルファイルを読み込んで簡単な四則演算を実行することもできる。なお、作者のホームページでは、海外のホームページで公開されているWAPのWebコンテンツへのリンクが数多く紹介されており、WBMPのクリップアートギャラリーやニュースなど様々なジャンルのコンテンツを楽しめる。ただし、国内で公開されているWAPコンテンツはほとんどがHDMLで作成されており、「M3Gate」でアクセスしてもエラーが発生して閲覧できないため注意が必要だ。
【著作権者】Numeric Algorithm Laboratories
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.4(00/07/03)
□Welcome to M3Gate Home page
http://www.m3gate.com/
(日沼 諭史)