【第59回】

ネット対戦が熱い! 3Dパズルゲーム「BLOCK Z」

3次元空間をうまく使って、連鎖でハイスコアを目指せ!

(00/08/03)

「BLOCK Z」のゲーム画面
「BLOCK Z」のゲーム画面
 
“SUPER HARD”では2,310点が最高
“SUPER HARD”では2,310点が最高
 
 「BLOCK Z」は、上部から落ちてくるブロックのうち同じ色のブロックを並べて消していく落ち物パズルゲーム。ステージは“テトリス”に奥行きを足したような5×5×10マスの縦長の立方体になっており、視点を斜め上から真上までの間で任意に変更しながらプレイできる。上から5つずつゆっくり落ちてくる色とりどりのブロックを積んでいき、同じ色のブロックを並べて消していく。ステージの最上部を横切っている赤い線までブロックが積み上がってしまうとゲームオーバーだ。ブロックは、赤・紫・青・緑・黄の5色あり、同じ色のブロック同士で5面以上接触させればそのブロックを消すことができる。たとえば、同じ色のブロックを5つ一直線に並べた場合は4面が接触していることになる。これにもう1つ同じ色のブロックを接触させると、合計で5面接触してブロックを消すことができるというルールだ。5色のブロックのほかに、視点を90度回転させる「○」ブロックや、同じ高さにある前後左右一直線上のブロックを全て消してくれる「+」ブロックなどの「特殊ブロック」も時々出現する。また、ネットワーク対戦にも対応しており、相手のパソコンのIPアドレスを入力することで遠く離れた友達と対戦することも可能。ネットワーク対戦時は、連鎖を起こすと相手に灰色のブロックを落として邪魔できるほか、対戦相手が積み上げているブロックの高さを知ることもできる。なお、動作にはDirectX 6以降が必要だ。

 “SUPER EASY/EASY/NORMAL/HARD/SUPER HARD”の5段階のゲームレベルのうち、とりあえずSUPER EASYでプレイしてみたが、楽に10,000点を超えた。調子に乗ってSUPER HARDにチャレンジしてみたところ、わずか500点であえなく撃沈。この手のゲームが苦手な筆者は寝ずにがんばってNORMALで10,000点、SUPER HARDで2,000点を超えることができた。このゲームのポイントは、落ちものゲーム“ぷよぷよ”のように、消したブロックの上にあるブロックが落ちてきて次々にブロックが消えていく“連鎖”をうまく使いこなすことだ。この「BLOCK Z」は三次元のため、二次元の“ぷよぷよ”のように意図したとおりに連鎖を使いこなすのは難しいが、マスターすればハイスコアが狙えるぞ。また、ネット対戦もやってみたが、これがなかなか面白い。連鎖を決めて相手に灰色ブロックを送り込んだときの爽快感は格別だ。

【著作権者】chaba 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.60(00/07/13)
【ファイルサイズ】128KB

□Another T
http://www4.synapse.ne.jp/chaba/

(大蔵 峰樹)

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