ファイルの暗号・復号化にも対応したDLL不要の圧縮・解凍ソフト「ZELDA」
16種類のファイルの解凍と、8種類のファイル形式での圧縮が可能
(00/08/03)
DLL不要の圧縮・解凍ソフト「ZELDA」v1.3が、3日に公開された。ファイルをダブルクリックまたはドラッグ&ドロップするだけの簡単な操作で、16種類の圧縮ファイルの解凍と、8種類のファイル形式での圧縮を行える。ファイルの暗号化・復号化も可能だ。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した1,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ZELDA」は、簡単な操作で扱えるDLL不要の圧縮・解凍ソフト。LZH/ZIP/CAB/TAR/GZ/RAR/BH/ZOOなど16種類のファイルを解凍でき、LZH/ZIP/CAB/TAR/BHなど8種類の形式でファイルを圧縮できる。解凍ソフトの定番「Lhasa」風の操作方法でファイルを解凍できるようになっており、「ZELDA」の設定画面でファイルの関連付けを行うと、圧縮ファイルをダブルクリックするだけで指定したフォルダに解凍できる。圧縮ファイルを「ZELDA」のショートカットアイコンにドラッグ&ドロップして解凍することも可能だ。
ファイルを圧縮する場合は、あらかじめ「ZELDA」の設定画面でLZH/ZIP/CABなどから圧縮形式を1つだけ選択しておき、圧縮対象のファイルを含むフォルダを丸ごと「ZELDA」のショートカットアイコンにドラッグ&ドロップするだけ。また、「ZELDA」のショートカットアイコンに[Alt]キーを押しながらファイルをドラッグ&ドロップすることで、ファイルを暗号化することも可能。ファイルを復号化して元に戻すときは、[Alt+Ctrl]キーを押しながらファイルを「ZELDA」のショートカットアイコンにドラッグ&ドロップする。
そのほか、ファイルを指定したサイズに分割したり、分割したファイルを結合して元に戻す機能や、ファイルが破損していないかどうか調べる「CRCチェッカー」、パスワードつきで圧縮したZIPファイルを解析する「Zipパスワード解析」など、盛りだくさんの機能が用意されている。
【著作権者】ArkSystems
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.3(00/08/03)
□ZELDA
http://homepage1.nifty.com/arksystems/
(日沼 諭史)