【第62回】

敵の裏をかけ! 戦闘シミュレーション「GIV」

ゲームマシンに乗り込んだ女子校生プレイヤーが仮想空間でガンバトル

(00/08/24)

仮想空間のフィールド画面
仮想空間のフィールド画面
 
4人目の敵でギブアップ
4人目の敵でギブアップ
 
 今回紹介する「GIV(ジー・フォー)」は、仮想空間で敵と撃ち合いをしながら戦っていく戦闘シミュレーションだ。「GIV」の物語は、架空のゲーム会社“OMS”が新型の対戦型ガンシューティングゲームを開発したところから始まる。OMSはデバッグを兼ねたゲーム大会を開催し、主人公の“司”は女子校の友人に頼まれてしぶしぶ大会に参加するが、謎の組織の陰謀に巻き込まれていくというストーリー。ゲームを始めると司はゲームマシンに乗り込み、戦いの舞台となる仮想空間に転送される。いよいよ戦いの幕開けだ。仮想空間の中では、戦闘スーツに身を包んだ司と敵となる対戦相手がビームを撃ち合って戦う。仮想空間は、戦争シミュレーションゲームのヘックスのイメージでひし形のマス目で区切られたフィールドになっている。マウス操作で任意のマス目を指定して司を移動させると同時に敵も移動し、すぐに司と敵が向かい合ってビームを撃ち合う攻撃シーンの画面に切り替わる。攻撃の終了後は再びマス目で区切られたフィールドの画面に戻り、フィールドでの司の移動と攻撃シーンでのビームの撃ち合いを繰り返して敵と戦っていく。マス目はところどころで高さが異なっていて、上・中・下段の3段に分かれている。司と敵の高さの位置関係によって大ダメージを与えたり、逆に一方的に攻撃を受けてしまうことがあり、たとえば上段では中段の敵を攻撃できるが、下段からの攻撃には反撃できないというルールになっている。敵の次の移動先を予測しながら司を動かし、敵をガンガン攻撃していこう。先に敵の体力値をゼロにした方が勝ちだ。

 攻略のポイントは、敵の動きを予測して常に有利な位置を確保すること。敵の動きはランダムなので、直感で勝負だ。次は下段か? いやいや、このまま上段から攻撃してくるかも…という推理がスリル満点で、うまく攻撃できたときの快感はやみつきになる。攻撃シーンでは、銃に充填されたエネルギーによって攻撃力が変化する。銃の先端のエネルギー弾が膨張・収縮を繰り返すので、一番膨らんだときを狙ってマウスをクリックすれば強力なビームを撃てる。不利な態勢になっても大ダメージを与えて一気に逆転できることもあるので、最後まであきらめないでプレイしよう。果たしてあなたは、司とともにこの大会に隠された謎を解き明かすことができるだろうか? なお、筆者は4人目の敵でゲームオーバー。しかし、俺はあきらめない。謎の組織を倒すその日まで!

【著作権者】S-NET SOFT WARE
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10(00/08/11)
【ファイルサイズ】2.04MB

□S-NET SOFT WARE
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/2058/

(清野 貴明)

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