Windows 2000 SP1インストール時にNorton AntiVirusがウィルス誤認のトラブル
Auto-ProtectおよびOffice2000プラグインを無効にすることで回避可能
(00/09/08)
マイクロソフト(株)、および(株)シマンテックは8日、同日に公開されたWindows 2000 Service Pack 1のインストール時に、シマンテックのウィルス対策ソフト「Norton AntiVirus 2000」がウィルスを誤認識する問題についての情報と、その対処方法を両社のWebサイト上で発表した。
この問題は、「Norton AntiVirus 2000」をインストールしているパソコンで「Norton AntiVirus 2000」のAuto-Protect機能を有効にしている場合に発生し、Windows 2000 Service Pack 1のインストール時に“XMLDSO.CAB”ファイルでウィルスを検出したという「Norton AntiVirus 2000」の警告ダイアログが表示され、Windows 2000 Service Pack 1のインストールが中断されるというもの。
この問題について、マイクロソフトおよびシマンテックは「Norton AntiVirus 2000」のウィルスの誤認識としており、「Norton AntiVirus 2000」のAuto-Protect機能とOffice2000プラグインを無効にするか、あるいはWindows 2000 Service Pack 1のインストール時にウィルスを誤認識した際、無視してインストールを続行することで問題なくWindows 2000 Service Pack 1をインストールできるとのこと。
□[NT] SP1 インストール時に Norton AntiVirus 2000 がウイルスを検出
http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/J054/9/25.htm
□Windows 2000 SP1へのアップデート時のウィルス誤認に関して
http://www.symantec.com/region/jp/support/win/antivirus/nav2000/misalert.html
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフト、「Windows 2000 Service Pack 1」を8日に無償公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/09/07/windows2000sp1.html
(日沼 諭史)