フリーのフルカラーペイントソフト「PictBear」v1.00が公開
スクリプトを使った自動処理機能やレイヤー機能を実装
(00/09/25)
スクリプトを使った自動処理機能やレイヤー機能を備えたフリーのフルカラーペイントソフト「PictBear」v1.00が、23日にリリースされた。Windows 95/98/NT/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「PictBear」は、スクリプトを使った自動処理機能やレイヤー機能を備えたフルカラーペイントソフト。鉛筆やブラシ、エアブラシのほか、ドラッグした場所をぼかしたり暗くしたりする“指先ツール”や、自由な角度にグラデーションをかけられる“グラデーションツール”など、数多くの描画ツールが用意されている。対応画像形式は、BMP/JPEG/PNGの3種類。
レイヤー機能は、複数のレイヤーを加算処理や乗算処理などで合成できる本格的なもので、レイヤーごとの表示・非表示なども切り替えられる。レイヤーの枚数やアンドゥの回数に制限はなく、メモリが許す限りいくらでも利用可能だ。モザイクやエンボスなどのフィルター機能も用意されており、プラグインを追加することで、立体化やマスク処理など新たなフィルターを増やすことができる。
「PictBear」の各種機能は、スクリプトを利用して処理を自動化することができる。スクリプトの組み方次第では、白紙の状態から1枚の絵を描きあげるまでを全て自動化することも可能だ。スクリプト言語は、PPA(Poor-Pascal for Application)というPascal風の言語を採用しており、自動処理用のスクリプトの作成方法はヘルプファイルで詳しく説明されている。
【著作権者】柏木 泰幸 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(00/09/23)
□BearFactory
http://www2.to/BearFactory/
□窓の杜 - フルカラーペイントソフト「PictBear」の評価版がリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/05/18/pictbear.html
(新城 雅章)