タブを駆使したWebブラウザー「NetCaptor」v6.1.0
Webページや“お気に入り”などをタブ切り替えでき、日本語化も可能
(00/09/27)
タブを駆使したWebブラウザー「NetCaptor」v6.1.0が、27日に公開された。1つのウィンドウ内に複数のWebページを開いてタブで切り替えながら閲覧できるほか、タブを利用して“お気に入り”などを素早く操作できる機能も備えている。英語版のソフトだが、メニューやダイアログを日本語化することも可能。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応しており、インストール時などに広告を表示するフリー版を作者のホームページからダウンロードできる。広告を表示しない19.95ドルのPro版も作者のホームページで購入可能だ。
「NetCaptor」は、タブを駆使したWebブラウザー。IEのコンポーネントを使用しており、IEの“お気に入り”を自動で読み込んで「NetCaptor」から直接利用できる。「NetCaptor」のウィンドウ内に複数のWebページを開いて、「NetCaptor」のウィンドウ上端または下端に表示されるタブでWebページを切り替えて閲覧でき、ウィンドウ左側にはIEのエクスプローラバーのように“お気に入り”“履歴”“検索”“フォルダ”を表示可能。IEではエクスプローラバーの各機能をメニューから選択して切り替え表示しなければならないが、「NetCaptor」では4つ全ての機能をウィンドウの下に小さく表示したタブで素早く切り替えられるようになっている。
また、「CaptorGroup」機能を使うことで、現在「NetCaptor」で開いている全てのWebページのURLをまとめて1つのファイルに保存し、再度ファイルを読み込むだけで表示していたWebページを一気に開くこともできる。「NetCaptor」は英語版ソフトだが、作者やユーザーのホームページで公開されている“Translations”ファイルをインストールすることで、「NetCaptor」のメニューや設定ダイアログの表示を日本語化できるようになっている。
【著作権者】Stilesoft Inc.
【ソフト種別】シェアウェア 19.95ドル
【バージョン】6.1.0(00/09/27)
□NetCaptor.com
http://www.netcaptor.com/
□NC6J(v6.1.0用の日本語化“Translations”ファイルの作者ページ)
http://members.tripod.co.jp/mopatch/
(日沼 諭史)