テキストのFlashアニメーションを作成する「FlaX」v1.04
文字が激しく飛び跳ねたり回転するFlashアニメーションを簡単作成
(00/10/11)
テキストを使ったFlashアニメーションを作成するソフト「FlaX」v1.04が、9月29日に公開された。テキストを入力していくつかのパラメーターを設定するだけで、文字が激しく飛び跳ねたり回転するようなFlashアニメーションを簡単に作成できる。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した40ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、「FlaX」でアニメーション表示できるのは英数字のみとなっている。
「FlaX」は、テキストを使ったFlashアニメーションを作成するソフト。図形や画像などは使用できないが、入力したテキストを手軽にFlashアニメーションとして表示できるのが特長。Flashアニメーションの全体の画像サイズと背景色を指定し、アニメーション表示させるテキストを入力してフォントの種類と色、文字のサイズを設定するだけですぐにアニメーションをプレビュー表示できる。
テキストを拡大・縮小表示しながらテキストが消えたり現れたりする“Come In”や、テキストの色が様々に変化しながら波打つように一文字ずつ伸縮する“Wave”、風に吹かれたように一文字ずつ飛んで消えていく“Wind”など、15種類のアニメーション設定があらかじめ用意されており、いつでもアニメーション設定を切り替えてプレビュー表示できる。15種類のアニメーション設定それぞれにはパラメーターを微妙に変えた設定がいくつか登録されているため、多彩なバリエーションのアニメーションを楽しめる。あらかじめ登録されている設定だけでなく、文字の変形の度合いや文字が消えたり現れたりする速さ、文字を移動させる方向などをマウス操作で設定して、オリジナルのアニメーションを作成することも可能だ。
作成したアニメーションは、拡張子がSWFのFlashアニメーションファイルに出力できるほか、作成したFlashアニメーションを表示するためのHTMLタグを埋め込んだHTMLファイルを出力することもできる。ただし、シェアウェア未登録の場合は出力したアニメーションの文字が作成時とは異なる文字に置き換わるなど、機能が制限されている。
【著作権者】Goldshell Digital Media.
【ソフト種別】シェアウェア 40ドル
【バージョン】1.04(00/09/29)
□- F l a X -
http://www.flaxfx.com/
(日沼 諭史)