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スタートアップ管理ソフト「作業環境の切り替え」v1.65.50

CD-R/RWのデータ書き込みが失敗しにくい状態でWindowsを起動可能

(00/10/30)

「作業環境の切り替え」v1.65.50  スタートアップ管理ソフト「作業環境の切り替え」v1.65.50が、28日に公開された。Windowsのスタートアップメニューなどに登録されたソフトを起動するかどうかを手軽に切り替えることができ、CD-R/RWのデータ書き込みが失敗しにくいように常駐ソフトがほとんどない状態でWindowsを起動することも可能。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「作業環境の切り替え」は、Windowsのスタートアップメニューなどに登録されている項目を管理するソフト。「作業環境の切り替え」を起動すると、スタートアップメニューに登録されているソフトがリスト表示され、リストの左側にあるチェックボックスをオン・オフすることで、Windowsの起動時にソフトを実行するかどうかを個別に設定することができる。他のソフトをスタートアップに登録したり、スタートアップからソフトを削除することも可能。「作業環境の切り替え」のウィンドウ下にある[切り替え]ボタンをクリックするとWindowsを再起動し、「作業環境の切り替え」で設定したスタートアップの項目のみ実行する仕組みだ。

 Windowsの起動時に壁紙やモニターの解像度を自動で切り替えることができるほか、Windows 95/98ではパソコンの起動時に読み込む“AUTOEXEC.BAT”ファイルや“CONFIG.SYS”ファイルを複数用意して切り替えて使用できる。スタートアップや壁紙、解像度、“AUTOEXEC.BAT”ファイルの切り替えなどの各設定は“プロファイル”としてまとめて保存でき、最大で15個のプロファイルを使って、Windows起動時にソフトを1つも実行しないスタートアップ設定や、頻繁に利用するソフトのみ実行するスタートアップ設定など、様々なスタートアップ設定を切り替えることが可能だ。

 また、“CD-R/RW作成モード”という機能も備えている。“CD-R/RW作成モード”を使用すると常駐ソフトがほとんどない状態でWindowsが起動し、タスクバー風のシンプルなウィンドウのみ表示する。タスクバー風のウィンドウの上にあるボタンからメニューを表示して、あらかじめ「作業環境の切り替え」で設定しておいたCD-R/RW書き込みソフトを実行し、常駐ソフトの影響を受けることなくCD-R/RWメディアにデータを書き込むことができる。書き込み完了後は通常の環境でWindowsを再起動可能だ。常駐ソフトが動作していると影響を受ける可能性がある「デフラグ」や「スキャンディスク」などを実行するときにも便利だろう。

【著作権者】のぶきち(松岡 信幸) 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.65.50(00/10/28)

□のぶきちのホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nobukich/

(日沼 諭史)

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