【第5回】
ラベルプリンターで千社札風ラベルを印刷
「SLP-220」&「文字作」
(00/11/01)
ちょっとした画像や文字を手軽に印刷できるラベルプリンター
今回は、ゴツいカタツムリのようなユニークな外観のデバイスを見つけた。SIIの「SLP-220」というラベルプリンターで、画像の貼り付けに対応し、専用のラベルロール紙を切り替えることで、さまざまな形のラベルに印刷できるのが特長だ。付属のシリアルケーブルでパソコンと接続するが、デバイスの背面にあるコネクターがモジュラージャックになっているのも珍しい。すでにパラレルポートにカラープリンターが接続されていても、同時に使えるのがうれしい。添付されているCD-ROMで付属のソフトをインストールすると、通常のプリンターとして[コントロールパネル]の[プリンタ]にドライバーが追加される。試しにテストページを印刷してみるとなんなく印刷できた。感熱紙へのモノクロ印刷のため、長期保存するラベルには適さないのが残念だが、まずまずの印刷速度でインク切れの心配もなく、すぐにシールで貼れる手軽さがいい。付属ソフトで宛名ラベルやMDラベルも印刷できるので重宝しそうだ。
千社札のようなド派手な飾り文字をラベルに印刷
「SLP-220」は、文字だけでなく画像もラベルに印刷できるので、もっと面白いラベルを作れないかとオンラインソフトを探したら、うってつけのソフトを発見した。スポーツ新聞の紙面に踊っているような、ド派手な飾り文字を作成する「文字作」だ。赤や青で幾重にも縁どられた飾り文字は、目立つこと請け合いだ。「SLP-220」はモノクロでしか印刷できないのが残念だが、飾り文字をロゴ的に印刷するのにピッタリ。まず、「文字作」で自分の名前を使ってロゴを作ってBMPファイルに保存して、「SLP-220」の付属ソフトで取り込んでから印刷してみた。すると、飾り文字でゴテゴテになった自分の名前が印刷された。もとはカラーの画像だが、色の違いがきれいにモノクロの濃淡の違いになって印刷されてなかなかイイ。仲間同士で“○○氏熱愛発覚!”や“謎の男は××氏か!?”といった架空のスキャンダラスな見出しを印刷して遊んだり、勘亭流フォントを使って、千社札風のラベルを作成したりと、いろいろと楽しめるデバイスだ。
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「文字作」
| お手軽ラベルプリンター 「SLP-220」
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【製品名】SLP-220
【販売元】セイコーインスツルメンツ(株)
【価格】34,800円
□製品インデックス
http://www.seiko-instruments.co.jp/hppack/product/product_index.cfm?product_g=1&category_id=7&product_id=1
【ソフト名】文字作
【著作権者】s.osada 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.06(00/09/22)
□osada's home!
http://osadas.hoops.ne.jp/
(齋藤 正穂)