ショートカットキーで快適に操作できる音声ファイル編集ソフト「spwave」
プラグインによりMP3ファイルの出力にも対応
(00/11/01)
ショートカットキーで快適に操作できる音声ファイル編集ソフト「spwave」v0.5.2-4が、31日に公開された。WAVE/AIFFなどに対応しているほか、プラグインを追加することでMP3ファイルを出力することも可能。Windows 95/98対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「spwave」は、ショートカットキーで快適に操作できる音声ファイル編集ソフト。WAVE/AIFF/MP3ファイルの読み込みとWAVE/AIFFファイルの出力に対応しており、作者のホームページからダウンロードできるプラグインをインストールすることで、MP3ファイルの出力にも対応する。MP3ファイルの編集中には、アーティスト名や曲名などの情報を記録する“ID3タグ”も編集できる。
「spwave」で音声ファイルを開くと音声のデータが波形表示され、波形を縮小して音声データ全体の波形を表示したり、波形を拡大して波形を細かく分析できる。指定した範囲の音声を切り取ったり、ステレオ音声の左右のチャンネルを入れ替えることができるほか、指定した範囲の音声をフェードイン・フェードアウトさせることも可能。音声を編集したあとは、音声全体や指定した範囲の音声を再生して確認できる。
また、音声データの再生周波数を8kHzから64kHzまでの11段階に変換する機能や、音声データを“Spectrum”や“Phase”など5種類の方法で波形表示して、音声の周波数分布などを分析する機能も備えている。ほとんどの機能はショートカットキーに割り当てられており、キーボードで手早く操作して音声データを快適に編集可能だ。
【著作権者】坂野 秀樹 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.5.2-4(00/10/31)
□spwave
http://www.itakura.nuee.nagoya-u.ac.jp/people/banno/spLibs/spwave/index-j.html
(日沼 諭史)