PCエミュレーター「VMware」がv2.0.3にバージョンアップ
Windows Meが高解像度で動作可能になり、ホイール付きマウスにも対応
(00/11/06)
PCエミュレーター「VMware」が2日、v2.0.3にバージョンアップした。「VMware」は、Windows NT 4.0/2000上でWindowsやLinuxなどのOSをあたかも1つのアプリケーションのようにウィンドウ表示して動作させることができるエミュレーター。Windows NT 4.0/2000に対応した99ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページおよび窓の杜ソフトライブラリからダウンロードできる。
「VMware」では、「VMware」にインストールしたOSを高解像度で動作させるための専用のディスプレイドライバーが用意されているが、以前のバージョンの「VMware」では、「VMware」にインストールしたWindows Meでディスプレイドライバーが正常にインストールされず、解像度を変更することはできなかった。しかし、v2.0.3では「VMware」にインストールしたWindows Meにディスプレイドライバーを正常にインストールして、Windows Meを高解像度で動作させることができるようになっている。
また、v2.0.3ではホイール付きマウスにも対応した。「VMware」にインストールしたOSで適切なマウスドライバーをインストールすることで、ホイールを使ってウィンドウのスクロールなどの操作を行えるようになる。その他、「VMware」にインストールしたLinuxのディスプレイドライバーに関する不具合や、「VMware」をWindows 2000 Advanced Server上で動作させた際の不具合などが修正されている。
【著作権者】VMware, Inc.
【ソフト種別】シェアウェア 99ドル
【バージョン】2.0.3(00/11/02)
□Welcome to VMware, Inc.
http://www.vmware.com/
□窓の杜 - VMware
http://www.forest.impress.co.jp/library/vmware.html
(日沼 諭史)